げんしけん 木尾士目さん 全21巻 星5

あらすじ

サークル棟304号室「現代視覚文化研究会（以下現視研）」。かつてオタク文化の垣根を越えるべく誕生したこのサークルも今では活動目標と存在価値を失いオタクの溜まり場と化していた。

新入生の隠れオタク笹原は「ある種」のサークルに入ろうと意気込む中 見学先の現視研にて2年生会員斑目から手痛い「歓迎」を受ける

一旦は距離を置く笹原だったが新会員高坂との交友を経て入会

オタクとして着々と成長を遂げてゆく

主人公の笹原は最初は自分はさえないオタクの先輩達と違いあんまり合わないと言いサークルの先輩達と馴染もうとしなかったが高坂に同じだと言われながらも次第に先輩達にエロゲー等を教えてほしいと言える仲になりオタク度が加速していきオタクとして成長していくが一番まともで意外に決断力もあって結構好きなキャラです

しかし途中で主人公やと言われるぐらい斑目が良いキャラしてるので一番好きなキャラは斑目です

ジオンのセリフをよく叫んだり生活費を削ってまでも同人誌を買いアホなトラップを仕掛けたりとダメな先輩みたいだが意外に優しく面倒見もいいので周りからも慕われていたり

服に興味ないと言いながらも買ってみたらと言われたら素直に買いに行ったり、友達に隠し事されたときもひっそりと落ち込んだりと意外に繊細な部分もあるのが好きです

物語としては普通に大学生のオタクサークルの話で特別なにか凄い事件がある訳でもないけど キャラが魅力的で話もしっかりしてて人間関係 オタク活動 恋愛 就職活動 特別なことはないんですけどオタク達の青春模様が描かれていてオススメです